やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

どら焼きと炭酸水素ナトリウム

9月最初の週末。

夏休みの宿題にいそしむお子さまもおられるかと存じます。

思い起こせば、私も8月の終わりから追い込んでおりました。

締め切りに間に合えばいいというスタンス。

そして間に合わないというお約束。

埋まらないノート。

半泣きになりながら粘土をこねたあの日。

計画の大切さを痛感したものでした。

今も計画性はまるで身についていませんが。

 

^・_・^ だめじゃん。

猫たちのおにいちゃん。甥っ子は中学生。

8月10日ころには宿題がほぼ終わっておりました。

塾には行っていません。

田舎ですからね。

通おうとすると往復時間が半端ない。

自力で頑張っております。

たまにふらりと母屋を訪れますと、

°▽°)/ おつかれ~。

猫にごはんやっただけ→(°▽°;

梨をごちそうしてくれたりしました。

じっと手を見る私。

 

我が身をふりかえりつつ、

床に置いてあった教材を開いたりして。

 

おお!(°▽°

※↓ 未来へひろがるサイエンス2(啓林館)より

 

真ん中あたりに、おいしそうなどら焼きが。

こちらは中学2年生の理科ですね。

単元名は『炭酸水素ナトリウムの熱分解』。

 

炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)。

お料理に使う「重曹」ですね。

加熱すると、

 ・炭酸ナトリウム

 ・水

 ・二酸化炭素

に分解されます。

発生した二酸化炭素が、どら焼きの生地をふっくらさせるのです。

☆化学式:2NaHCO3 → Na2CO3 + CO2 + H2O

 

勉強になるなあ、って私も習ったハズなんですけどね。

こんな美味しそうな写真を見た記憶はありません。

 

写真の右上にはQRコードがついていまして。

スマホをかざすと実験動画が出てくるんですよ。

重曹を入れた生地と入れていない生地。

鉄板の上で2枚のどら焼きがこんがり。

うおおー ▢(°▽°

なんとムラなく美しい焼き色。

片方はふっくら、片方はぺそん。

「ここで炭酸水素ナトリウムを~」

という解説音声がなければ実験であることを忘れたでしょう。

いやあ、すごいですね。

 

重曹とベーキングソーダは同じもの。

ベーキングパウダーは重曹に酸性剤を加えたもの。

そんな知識も増えました。

 

すっかり楽しくなって教材の山をかき混ぜる私。

社会、英語、数学、国語。

中学生で学ぶ内容はかなり高度。

これ、高校生も苦労してたけど(°_°;

というものがたくさんありました。

遠い過去に理解できないままほったらかしだったところは、

°▽°)ぼくも復習になるから。

と甥っ子が解説してくれました。

ありがとう。受験勉強の邪魔してごめんよ。

 

^ー_ー^ ろくなことしない。

おお、チビたんのお腹がどら焼きに見える。

こんがりと美味しそうな。

ふかふか~(°▽°

^・皿・^ そんなに近づかんといて!

……パンチされました。

 

さて、そんなしっかり者の甥っ子ですが。

始業式前日、

;°△°)/ 宿題がないー!

早くに片づけた宿題が行方不明に。

どこに片づけたか分からなくなったそうな。

°_°)たぬきがこけた、たぬきがこけた…。

失せ物探しの呪文を唱えながら、

夜遅くまで探し回っていたようです。

夏休みあるある。

 

重曹はタンサンとも呼ばれるのだな(°_°