お金を拾いました。
昨日、農具置き場にころんと落ちていたものです。
みなさまからの情報で、たちまち正体が判明。
『内閣制度創始100周年記念白銅貨幣』
でした。
SNSってすごいな(°_°;
せっかくなので、洗ってみました。
【表】 内閣総理大臣官邸 /【裏】 内閣の印
*素材:白銅(銅とニッケル)
*発行年:昭和60年
長年雨ざらしになっておりましたので、ほどよくワビサビ。
未使用の美品ですと1,000円くらいでお取引されるようです。
重要なのは、500円玉として使えるということ。
日本という国があるかぎり、500円の価値があります。
日本がなくなれば、金属としての価値だけが残ります。
お金って不思議だなあ(°_°
ものすごく昔は、物々交換でした。
交易が盛んになると、軽くて便利な交換ツールができました。
財・貯・貨
これらの漢字は、貝が使われていた名残だそうです。
働く人のお給料も、場所や時代で異なります。
◇ 昔のヨーロッパ = 塩
◇ 江戸時代のお侍 = 米
サラリーマンの『サラリー』。語源は塩。
ラテン語の『サラリウム』からきているらしいです。
古代ローマのお給料は塩で支払われていたんですね。
血圧が心配です。
給料日には、塩を担いで家に帰ったんでしょうか。
腰も心配です。
で、貴金属のお金が誕生します。
貴金属ならそうそう溶けませんし、腐りません。
保存が利きます。
食べられませんけどね(°_°
その後生まれた紙のお金。
昔は金や銀と交換できました(兌換紙幣)。
今はできません(不換紙幣)。
発行する組織に信用がないと、価値がありません。
戦時中など、紙のお金があってもお芋すら買えない。
物々交換の復活(ー_ー;
さらに現代。
お給料は現金払いでなく振り込み。
現金を持たずにお買い物ができる時代です。
お買い物をするとポイントがつきます。
ポイントを貯めると、物と交換できます。
未来のお給料はTポイントになるかも(°▽°
とか、以前冗談で言ってたんですが。
物 ←(交換ツール)→ 物
交換ツールはどんどん軽くなっています。
お金に対する感覚も変化しています。
あるかも。給料ポイント制。
そして使用期限が切れたら、
ポイント消滅(°△°;
ああこわい。
コロナ禍で落ち込んだ経済を立て直すため始まった、
Go to キャンペーン。
旅行やお店の予約でポイントがもらえるとか。
私はまったく利用していませんが(°_° ←出不精
そのポイントの使用期限は3月末まででした。
いろいろあって、6月まで延長されるようです。
https://www.asahi.com/articles/ASP393ST1P39ULFA00G.html
『Go to ☆☆』のポイントが消滅しても、
持っている人は得をしないだけで、損はない。
出資者は国ですからね。
たくさん使われると、国のお金が減るようです。
大丈夫でしょうか。
必要なところに回す分は残るのでしょうか。
国が破産しますと、500円玉も使えません。
金属として取引されることになります。
どのくらいの価値になるのかな。
ハンバーガーは買えるんだろうか。
^ー_ー^カリカリはどうなるのだろう。
^ー_ー^ なければ狩るだけのこと。
人間は野生には戻れないんですよ。
^・ω・^n 猫はみんな元気です。