秋萩の下葉の黄葉花に継ぎ 時過ぎ行かば後恋ひむかも
【万葉集 巻10/2209 作者不詳】
9月には満開の花を咲かせていた萩。
葉っぱが金色に染まりました。
これも黄葉(もみじ)。
風に揺れてかさこそと乾いた音を立てています。
花の頃もいいですが、これもいい。
葉っぱが全部落ちたら、来年に備えて枝を刈ります。
今は萩の隣りにあるアジサイの剪定中。
数日に分けてちまちまと作業をしています。
さて、どのへんで切るか(°_°
毎年坊ちゃん刈りにしております。
ちょっと切りすぎたかと思っても大丈夫。
初夏には元気に茂ってくれます。
^・ω・^ まあ、がんばって。
ハタケスキーのサバがそばで待機。
作業を見守ってくれています。
ちょっきん、ちょっきん。
枝をかき分けると赤いカラスウリ。
鮮やかな色が目を引きますが、
☆種をつけた朝顔のつる。
☆冬ごもり中のカタツムリ。
奥から過ぎた季節の名残が現れます。
「時過ぎ行かば、のち恋ひむかも」
あの時は、あんな風だったなあ。
あんなことがあったなあ。
しみじみと過ぎた季節を思い出します。
ちょっきん、ちょっきん。
今年もいろいろありましたねえ。
^ー_ー^ そうかもね。
ありゃ。サバがいませんね。
いつの間にかチビたんと交替していました。
どこに行ったかと思えば
^・ω・^ そろ~りそろり。
抜き足差し足忍び足。
ハンターモードですね。
^・_・^ あれ?
刈草の中をきょろきょろ。
^・_・^ いなくなった。
逃げられましたか。残念でした。
^≧△≦^ もうちょっとだったのに!
知りませんがな。
また次回がんばってください。
^・ω・^ じゃあ、おやつ。
はいはい。
雲行きも怪しくなってきましたし。
作業はここまでにしましょうか。
戻って温かいお茶をいただきましょう。
おやつは今日もカニカマですよ。
☆おまけ:和歌のざっくり意訳☆
秋に咲く萩の花はみんな散ってしまって、
しだれる枝の葉っぱが黄色くなったよ。
きれいだね。
花の時もよかったけれど、
時が経てば、あの黄葉もよかったなと思うのかな。