こちら、田舎地方ではもう二週間も雨を見ておりません。
空にはシュークリームのような雲がぽこっとあるだけ。
午後からは少々雲があらわれますが、カラッカラ。
絶え間なく水分補給をしないと、干からびそうな気がします。
こんな日にはキンキンに冷やしたビールをくーっと。
それを楽しみに日々勤勉に過ごしておられる方も多いことでしょう。
☆花火でくーっ。
※ちびねこたちの風景より:にゃんこぷさん作
私は酒類はいただけませんが、過去さまざまな宴席に連なってきました。
お酒を大量に召し上がると、人は奇行に走ることがあります。
しらふの頭でさまざまな姿を見てきました。
若い娘さんにぐちぐち説教をかますおっさんに五寸釘を刺しーの。
「冥途のみやげにぜひ」とすがるじいちゃんとワルツを踊りーの。
消火器にまたがってお座敷を跳ね回る半けつ青年を退場させーの。
酔い潰れて壁にぶつかり頭から血を流す幹事さんを見捨てーの。
ちまちまとウーロン茶やリボンシトロンを飲みながら、
いつも不思議に思っていたのです。
あの大量のビールは体のどこに入っていくのだろう。
ビールには炭酸が入っています。
なのに平気でがばがば飲んでおられます。
コーラや他の炭酸飲料ではあんな飲み方はできません。
お腹がぽんぽこりんにならないのでしょうか。
思い出したら気になったので調べてみました。
ぽちっとな。
Q.なぜビールはあんなにたくさん飲めるのですか。
A.「ガストリン」のおかげかと思われます。
ガストリンとは胃から分泌されるホルモンらしいです。
ガストリンには、胃の入り口近くの部分の運動を抑制し、出口近くの運動を促進させる働きがあると報告されています。これは、胃の中に多くの量をためこむことを可能とし、出口近くのものを押し出すのに役立つことになります。ドイツ・エッセン大学などの研究によって、ビールにはガストリンの分泌を促進させる効果があることが明らかになっています。ビールを飲むことで、胃の排出効果が高まり、結果としてたくさん飲めるという結果になっていると考えられるわけです。
松嶋成志さん(東海大学医学部教授)による解説。
つまり、こういうことですね。
1.ビールを飲むとガストリンがどんと出る。
2.ガストリンががんばって働く。
→ 胃の中にたくさんのものが入るようになる。
→ 胃の中のものがさっさと押し出される。
3.次から次へとビールを飲むことができる。
水よりぐいぐい飲めるということは、
夏の水分補給によいのかな(°_°
いや、酔っ払いさんはトイレが近くなっていましたよ。
たくさん飲めても出て行ったら意味がありません。
^・ω・^ お茶、のんどけば?
そうなんですが、お茶にはカフェインが入っています。
これにも利尿効果がありますよね。
せっかく飲んだ水分が出て行っては脱水予防になりません。
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*ビール
大麦や麦に体を冷やす効果あり。
アルコールに強い利尿作用あり。
アルコールの分解に水を使う。
*コーヒー・紅茶・濃い緑茶
カフェインに利尿作用あり。
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おや、ビールは体を冷やすお酒でしたか。
暑くてたまらんときにぐびっといくのはよさげです。
飲み過ぎはいけませんが、それは何でも同じこと。
スポーツドリンクなどは糖分が多いですし。
なるほど。それで麦茶がいいのか(°_°
お茶はお茶でも麦茶はノンカフェイン。
ミネラルもたっぷりです。
実は私は麦茶がちょい苦手。
初めて飲んだ麦茶に塩が入っていまして。
それが幼い口に合わず、飲み込めなかったのです。
おろろろろ~。
アレは理にかなった飲料だったのだなあ…。
今は塩なし麦茶ならそこそこ大丈夫。
ですが、たくさんは飲めません。少しでいいです。
^・ω・^ いろいろ飲めばいいと思う。
そうですね。
スイカやきゅうり、水分たっぷり野菜もありますし。
^・ω・^ ミルクもいいらしいよ。
あっ、ひとりだけいいもの飲んで。
ちゃっかりものですこと。
^・ω・^ 糖分ゼロのスポドリもあるみたい。