【問題】
猫が4匹います。
その猫が全員で窓際に1列に並び、日向ぼっこをします。
並び方は何通りあるでしょうか。
*猫の名前:ダイ・キジ・サバ・クロ。
算数か数学で見たアレです。
『場合の数』または『順列』というやつですね。
今回は問題文に「全員で」と書いてあります。
ですから、2匹の場合とか3匹の場合は考えません。
4匹が並ぶ位置取りが何通りあるかを答えます。
問題文読み取り間違いに気をつけましょう。
【算数的な答え】
1.左端にダイちゃんが座る。
*となりにキジ
ダイ・キジ・サバ・クロ。
ダイ・キジ・クロ・サバ。
*となりにサバ
ダイ・サバ・キジ・クロ。
ダイ・サバ・クロ・キジ。
*となりにクロ
ダイ・クロ・キジ・サバ。
ダイ・クロ・サバ・キジ。
➽ 6通り。
2.左端にキジが座る。
(面倒なので省略)
➽ 6通り
3.左端にサバが座る。
(省略)
➽ 6通り
4.左端にクロが座る。
(略)
➽ 6通り
∴6通り×4匹分=24
A.24通り
^ー_ー^ めんどくさややこしい。
みんなそう思いますよ。
だから、便利な公式が考案されるのです。
4匹のうち、4匹が1列に並ぶ公式。
これを使うと『数学』っぽくなります。
4P4=4×3×2×1
=24
4匹のうち、3匹が並ぶ場合は
4P3=4×3×2
=24
4匹のうち、2匹しか並ばないならば
4P2=4×3
=12通り
けれど、動物は公式通りには行動してくれません。
全員同時に現場に到着することは、まずないのです。
傾向を見ていますと、だいたいキジが先着しています。
【現実的な並び方】
1.最初にキジが日向ぼっこをしていた場合。
☆フォーメーションA
☆フォーメーションB
並びはこの2通りしか見たことがありません。
※ダイちゃんが最後にやって来る場合。
なんとなく3匹で固まっています。
そこにダイちゃんが、
^・ω・^ はい、ごめんなさいよ。
と割り込んで、こうなります。
ダイちゃんの位置は決まっているようです。
3.クロが先着していた場合。
ダイちゃんの位置は、やはり左から2番目。
しかし、キジ・サバの隣あわせは安定しません。
また、クロ・キジの並びになった場合。
しばらくしますと、
^・_・^ どっこいしょーいち。
クロが押し出されてきます。
そのまま別の場所に行ってしまうか。
一番右に移動するか。
クロの行動は、そのどちらかです。
ゆえに、この4匹がずっと一緒にいる場合。
安定感があるのはフォーメーションAかB。
∴ ダイキジサバクロの並び ➽ 約2通り
以上、どうでもいい観察記録でした。
おしまい。
^・_・^; 『約』ってなに?