アスパラガスの花。
地味ですが、かすみ草のような可憐さ。
ふさふさの茂みの下でよく猫がくつろいでいます。
^・ω・^ おちつく。
さて、11月ももう中盤。
♪~ ゆーきやこんこ、あられやこんこ。
どこからか聞こえる童謡は灯油売りの車ですね。
で、カレンダーを眺めつつふと思ったのです。
11月の季節はなんだろう…(°_°
紅葉と木枯らしと雪の便りが届く月。
今は秋なのか、冬なのか。
はっきりとしたイメージがありません。
1年12ヶ月。春夏秋冬。
季節の変わり目は四回ありますけれど、
他の月はイメージの揺らぎが少ないように思います。
もちろんこれは私の個人的な感覚です。
例えば2月。これははっきりと冬。
ところが3月1日、カレンダーをめくりますと
春だなあ(°_°
という気分になるのです。不思議ですねえ。
冷たい風が吹き荒れ、うっすら雪が積もる日もあるのですが
春なのに雪なんぞ降って(°皿°
と思っても、『3月は本当に春かなあ』という疑問は湧きません。
この身に染みついた季節感はどこからくるのか。
自分の心の中を覗き込んでみました。
季節のイメージを作るものは何でしょう。
思いつくものをちらっと書いてみますと
◇3月:春
・ひな祭り=桃の花。
・桜の開花。
・卒業式=4月の入学式とセット。
◇5月 ➽ ぎり春
・ゴールデンウィークの種まき。田植え。
・夏を迎える準備をする時期。
◇6月:夏
・じんめり梅雨。
・食べ物が腐りやすくなる。
・衣更えの記憶(昔、制服を着ていた時代)。
◇9月:秋
・夏休み、終わった……。
こうして見ますと、暮らしとの結びつきが強いですね。
特に若い頃の生活環境による影響が色濃いです。
11月はどうでしょう。
スポーツの秋、芸術の秋…。
文化祭は10月だったような(ー_ー
ぱっと思いつくものがありません。
ぼんやり11月。
なんだかかわいそうになってきました。
気象庁はどう考えているのでしょう。
ちょろりと検索してみました。
☆ポチッ ➽ 気象庁|予報用語 時に関する用語
おお、しっかり区分されていますよ。
★春:3月から5月までの期間。
★夏:6月から8月までの期間。
★秋:9月から11月までの期間。
★冬:12月から2月までの期間。
四季以外にもいろいろ細かい用語の説明がありました。
さすが気象庁。
TVなどのメディアでもこの区分を目安にしているそうで、
北の国では雪どっかり。南ではサクラが花盛り。
南北縦長日本各地の様子を伝えつつ、季節を表現しているようです。
なんとなくこれで納得。
すっきりした気持ちになりました。
ただし、気象の専門家にとっては
☆11月=冬
なのだそうですよ。理由はこう。
*秋のパターン=移動性高気圧や低気圧が交互にやってくる。
*冬の訪れ=シベリア高気圧が日本付近に張り出してくる。
としますと、冬は11月にやってくるらしいのです。
……もういいや(ー_ー
11月はまぜこぜちゃんぽんの季節。
寒けりゃもっこもこに着ぶくれして。
夏日になったら半袖で過ごせばいい。
トマトが採れたっていいじゃないか。
大雨のち晴れて風びゅうびゅう。まぜこぜお天気の日。
近畿か、東海か、中部か。
まぜこぜ地方に住む人間はそう思ったのでした。
^・ω・^ タルトベッドはオールシーズン。