梅の花が満開です。
「日本中の学校を休校に」
そんなニュースが飛び込んできました。
新型コロナウィルスのせいで、世界中が大変です。
サーズとマーズ以上の猛威をふるっています。
あれもコロナウィルスだったんですね。
どちらも、もともとは動物が持っていたものらしいです。
《SARS》
発生年:2002~2003年(終息)
発生地域:中国広東省
自然宿主:キクガシラコウモリ
《MERS》
発生年:2012年~
発生地域:サウジアラビア
自然宿主:ヒトコブラクダ
たとえば、ヒトコブラクダの風邪ウィルス。
これが種の壁を超えて人間に感染してしまい、
重症肺炎を引き起こしたのがマーズです。
自然宿主のヒトコブラクダがこのウィルスに感染しても、
そんなひどい症状を引き起こしたりはしません。
宿主が死んでしまっては、ウィルスも困るからです。
普通は、他の動物に感染したりはしません。
コロナウィルスは選り好みをするのです。
^・ω・^ 猫のコロナは人には移らない、って。
なんで、動物から人間に感染してしまうんでしょう。
ウィルスが突然変異を繰り返して、その変異が蓄積して。
で、あるとき人間に感染できるウィルスが現われる…。
小耳に挟んだところでは、そういう仕組みらしい。
こういう新しいウィルスは仁義をわきまえないのでしょうか。
どんどん人間に乗り移って、新たな宿主を重症にしていきます。
今回の新型コロナウィルスはSARSと似ているらしく、
宿主動物はコウモリではないかと推測されているそうです。
キクガシラコウモリの仲間が注目されているとか。
キクガシラコウモリは日本にも生息しております。
ですが、田舎で暮らしている私も
会ったことはありません(°_°
キクガシラコウモリの仲間たちは、ものすごく数が少ないのです。
絶滅危惧Ⅰ類。
会おうと思っても会えるものではありません。
イノシシ、シカ、クマ、サル。
田舎には野生動物がたくさんいて、それぞれを専門とするウィルスがいます。
けれど、今こわいのは野生動物ではありません。
ヒトからヒトへの感染。
スーパースプレッダー。
一人の感染者から多数へと感染拡大すること。
人口密度の高い場所は危険です。
「学校を休校に」
という要請は、危機管理上、おかしなものではないと思うのです。
近いうちに、そんな日が来ることは分かっていたはずなのです。
単に、『きのう今日とは思はざりしを』。
そんな気持ちなのでしょう。
混乱の理由
*学校:まだ授業が終わってないよ。
卒業式どうしよう。
宿題の準備が間に合いませんが。
高校入試はどーすんの。
*家庭:子どもたちは、どうすればいいのかしら。
勉強が遅れちゃう。
塾や習い事はいいのかしら。
運動不足になってしまう。
子どもの勉強を親が見てあげられるご家庭は、余裕のあるおうち。
オンラインシステムで学習?
復習用教材を自宅でプリントアウトしてお勉強?
そんな恵まれたおうちばかりじゃないのです。
悲しいですが、格差はあります。
そして、自分できちんとお勉強できる児童は、きっと少数派。
前倒しの春休みを手に入れ、外出を止められた児童は、
ゲーム三昧だな(°_°
現在、田舎はほぼ平常の生活をしております。
マスクが品切れだったり、
学校関係は混乱しておりますが。
都会より安全だと思います。
人口密度がアレですから(°▽°;
ひとつの場所に、人が集まりすぎるのはよくないのです。
ひと息ついたら、田舎にいらっしゃいませんか?
公共交通機関は寂しい状況で、娯楽施設もありませんが。
そんなに悪くありませんよ。
Wi-Fiだって、飛んでいますし。
運動不足になる心配もありません。
自然が先生です。
^・ω・^ で、ジャガイモは?
おいしいジャガイモ、『インカのひとみ』。
本日、種芋を植えました。
2月中になんとかなってよかったです。