ウワサには聞いていました。
コロナウィルス騒動が大きくなる一方の昨今。
小学校の卒業式はどうなるのだと心配されておりましたが、
無事行なわれたようです。
甥っ子が卒業しました。
女の子たちは袴姿が多かったそうです。
『平年通り』でなによりです。
「小学校の卒業式に袴はどうよ」
「日本の民族衣装だぞ」
「一生に一度の晴れ舞台なんだから」
「裾を踏んづけたら危ない」
賛否両論、いろいろあります。
本人。保護者。教育関係者。
着物業界や伝統産業に携わる人。
まったくの第三者。
立場が違えば、意見も異なってくるでしょう。
まー、私の経験から言えば。
*袴女子が増えると、式の入退場に時間がかかる。
*トイレが混む。
着物を着慣れていませんからね。
「この機会に、着物に親しんでいただきたい」
分かります。
できれば、式の前に親しんでおいてもらいたいですが。
そして、特に問題になるのは
「費用がかかりすぎて、親の負担に」
「子どもの格差が」
「袴を着なかったら、仲間はずれになるかも」
切実です。
洋装だってお金をかけるご家庭はありますから、
袴だけが悪いわけじゃないですけど。
目立ちますからねえ。
差が際立ちます。
何でも禁止すればいいってわけじゃない、とは思います。
きちんと地域の着物業界が支援しているところもあります。
私は第三者なので、無責任な意見は控えたい。
ただ写真を見せてもらって、一番問題だと思ったのは
髪の毛や化粧がもりもりんこ(ー_ー
スマホアプリじゃないんだ。
せめて誰が誰だか分かるようにしてほしい。
ちなみに、甥っ子と友人たちはジャージだったそうです。
彼らが自分たちで考えて決めたらしい。
『小学校時代を象徴する服装』だったのでしょう。
こういう選択もありだと思います。
私の時代はどうだったかというと、
みんな中学校の制服を着てました(°_°
できあがったばかりの、ピッカピカの制服です。
それが町の慣習だったのでした。
昔の話です。
今はどうなっているのかな。