スズメノエンドウが最盛期を迎えています。
カラスノエンドウがその勢いに押されております。
どちらも野エンドウという名前ですが、実はソラマメの仲間。
実はサヤエンドウに似ていますが、さやごと食べるのはオススメしません。
意外に堅いのです(°_° ←食べた。
さて、カラスノエンドウ。
私の愛読書「雑草手帳」(稲垣栄洋 著/東京書籍)によりますと、
「地中海周辺で、古代には栽培されていたと考えられている」
のだそうです。
ふむふむとあれこれレシピを調べていましたら、こんな記事が。
「腸内環境を整えてくれる『クエルシトリン』、
精神を安定させてくれる働きのある『アピイン』などが含まれ…」
収穫ーーー!\(°△°
本来なら、早春にいただくのが理想です。
ここまで成長してしまいますと、筋張ってゴワゴワ。
ごっそり抜いてきましたが、
先っぽの柔らかそうなところだけいただきます。
では始めましょう。
▇ 用意するもの
・白身魚の切り身
・塩
・オリーブオイル
▇ 作り方
1.カラスノエンドウを、水でしっかり洗う。
最初から先っぽだけ摘んでくればよかったなあ。
と、後悔しました。
2.そこらへんにあったタジン鍋に敷きつめます。
一緒に食べてくれる人がいませんので、1人分です。
こんなもんでいいでしょう。
タジン鍋がなくても、フライパンで十分です。
3.お魚を置いて、全体に塩をふりかけます。
今回はトンボシビを使いました。
スーパーでお買い得だったのです。
塩はお好みで。
あまり大量にかけない方がいいかもしれません。
味が薄かったら、食べる時に何かかければいいのです。
醤油とか、タルタルソースとか。
4.オリーブオイルをぐるーっと回しかけます。
なぜか、速水もこみちさんを思い出しました。
どばーっとかけたかったのですが、ほとんど残っていませんでした。
まあ、いいでしょう。
これは気持ちの問題です。
5.加熱調理します。
お魚に火が通ればOK。
蒸気穴から『プーッ』と勢いよく湯気が出たらいいんでしたっけ。
タジン鍋を使うのは久しぶりなので、忘れました。
途中でお魚を割って確かめました。
6.できました。
カラスノエンドウがちょっと焦げましたが、
食するのに何の支障もありません。
上に乗せた花は、魚を割った跡を隠すためのものです。
食べません。
▇ 気になるお味は
普通においしかったです。
クセもほとんどありません。
もっと『えぐ味』や『苦み』があるかと思ったのですが、
大丈夫でした(°▽°
ただし、これは野草です。
ほうれん草のような口当たりを期待してはいけません。
舌触りが少しざらっとします。
でもまあ、「こういう野菜もある」という程度です。
野菜が好きな方には、気にならないと思います。
よろしければお試し下さい(°▽° ノ
※ 付記 ※
・クエルシトリン:ポリフェノールの一種。
ピーマン・パプリカ・ドクダミなどに含まれる。
抗菌作用・便秘対策・高血圧抑制・抗うつ作用…。
・アピイン:ポリフェノールの一種。
セロリやパセリなどに含まれる。
イライラや不安感を取り除く・不眠対策。食欲増進…。
^・ω・^ なかなかやるな、カラスノエンドウ。
そんな大量に摂取するものじゃないですからねえ。
効果を期待するなら、セロリやピーマンも食べましょう。
《商品リンク》お手元に1冊。