昨日の朝。
いつものようにダイちゃんが出迎えてくれました。
^ーωー^ おはよー。
季節の変わり目に風邪を引くという、
たいそう人間くさい芸当を見せてくれたキジ。
^ーωー^ ぱぱー。
無事回復して、ダイちゃんに甘えています。
^・_・^ はい、となり失礼しますよー。
みんな元気なようですね。
さて、猫トイレでも掃除するか(°_°
^・ω・^ 外トイレに行ってくる。
ダイちゃんの外トイレは、庭のお砂利場。
掘っては自分のニオイを染み込ませ、砂利をかぶせる。
なわばりアピールの小山ができています。
名づけて『ダイ塚』。
トイレ掃除が終わってふと外を見ると、
^ー_ー^………。
まだがんばっているダイちゃん。
便秘かな?
ダイちゃんの大腸はちょっと曲がっています。
※ 『一般的な大腸』と『ダイ腸』。
黄緑の部分が大腸、緑が直腸です。
ダイちゃんの大腸は、
^・ω・^ ハート型です。
ポジティブな解釈だな(°_°
折れ曲がってまた上向きになっている部分、
そこで便が詰まりやすい。
しかし、あんまり踏ん張りますと血を見ます。
無理はいかんよー(°△°
呼んだら、戻ってきました。
^ー”ー^ うるる…わあう。
怒っています。
いや、気が立っています。
畑、行く?(°_°
大好きな畑で気分転換なんて、どうでしょうか。
^・ω・^ そのまえにトイレ。
またか。
後から追いかけてくるだろうと思っていましたら、
畑から帰ってきても同じ姿勢をとっていました。
やはり不機嫌です。
家の中のトイレに座り込みました。
肉球が汗ばんで、ひのきチップがびっしり。
成果は私の小指の爪ほどの『ちっこ玉』。
あかーん(°△°;
洗濯ネットに詰め込んで、お医者さんにGO!
2日連続です。
かくかくしかじかー(°△°;
私のへたくそな説明のあと、
ダイちゃんは診察台の上へ。
「…ん?」
獣医さんはすぐ、気がつかれたようです。
しかし診断は慎重に。
ひとつひとつ確認してゆきます。
*体温:38.1度 → 平熱。
*体重:6.74㎏ → 肥満。
ひっくり返して、バリカンでお腹の毛を刈ります。
「すごいお腹やなあ」
すみませんすみません。
エコー診察。
^・△・^ にゃー…にゃー…。
「ダイちゃん、かわいいねえ」
女医さんとスタッフさんが声をかけてくれます。
唸ったり暴れたりしないので、わりとスムーズ。
ー結果ー
✕ 便秘(直腸には便がない)
✕ 膀胱炎(膀胱に尿がある)
鎮静剤を投与して『レントゲン室兼手術室』へ。
ひいい…((((°△°;
ほどなく、中から声がかかりました。
私の目に映ったのは、
手術台の上に、仰向けになったダイちゃん。
その股間からあふれ出る水分。
まるで猫型小便小僧のよう。
「小さな石が出ました」
つまり、ダイちゃんの病名は
*尿路結石(尿石症)
尿道の出口あたりに小さな石があって、
それが尿の出を悪くしていたらしい。
出口は完全に塞がれてはおらず、
ちょろりちょろりと出るような状態だそうです。
昨日は全然気づきませんでしたが…。
「昨日の段階では何ともなかったと思います」
だそうです。
発見が早かったおかげで、炎症などもナシ。
獣医さんがすぐに察したのは、
ダイちゃんのアレの先っぽが白くなっていたから。
何度も舐めた跡があったからだそうです。
完全に尿道が塞がった状態で、そのまま2日放置すると
「死にます」
尿毒が全身に回ってしまうのです。
おしっこ、大事。
去勢したオス猫は尿道が狭くなるので、結石になりやすいと聞きます。
が、これは『狭いから詰まりやすくなる』ということですね。
石ができなければ、詰まることもないのです。
▇ 結石の原因:体質
だからといって諦めてはいけません。
できる対策はやりましょう。
▇ 尿石症を防ぐために
1.肥満注意。
2.運動をする。
3.しっかり水を飲む。
4.ストレスを減らす。
ダイちゃんの課題は、1と4です。
食べさせすぎないようにしよう。
結石予防のフードもありますが、お高いです。
『下部尿路のために』と書いてあるフード。
市販されているお手頃価格のものは弱いらしい。
どっちみち、うちの猫事情では、
*ダイちゃんだけに
*結石フードだけを
食べさせるのは難しい。
効果が弱くても、市販の物を使うことにします。
ここでみなさまにご注意を。
尿路結石は、冬場に多く症状が現われます。
気温が下がると、飲む水の量が減ります。
そうしますと、尿が濃くなって石ができやすくなるのです。
これからは夏。
獣医さんからのお言葉がこちら。
「クーラーを使うときは注意して下さい」
涼しくて快適なので、意外に水を飲まなくても平気。
平気なんだけど、尿的には大丈夫じゃないのです。
熱中症対策にクーラーは欠かせません。
どうぞ、飲水量にもお気をつけください。
帰宅後、麻酔でぼんやりしているダイちゃん。
運良く石も出て、尿も全部出て、
膀胱内を丸洗いしてもらったダイちゃん。
その気持ちを女医さんが教えてくれました。
「人間で言えば、
おしっこを我慢して、我慢して…。
やっと全部出してスッキリー、って感じ」
カテーテルを使いましたので、
少々ナニがアレですが。
「ちょっとヒリヒリするけど、
スッキリしたー、って気持ちです」
とりあえず、今回は乗り切りました。
ダイちゃんのトイレ事情に対し、
いっそう細やかな観察が求められます。
ー本日の猫たちー
みんな元気です。
^・ω・^ お水、おいしー。
^ーωー^ ひとやすみ~。
……パパは大変だな。
☆ダイちゃんへのお見舞いはお買い物で☆
^・_・^;それはかなり図々しいの。
お財布がとてもいたいのです(ー_ー;