やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

棟梁さんの冷やしきゅうり

朝も早くから太陽がやる気です。

光がきんきらきんです。

 

\ 全集中☆穂揃いの型 /

f:id:kaedeya:20210805113812j:plain

田んぼでは稲が絶賛光合成中。

登熟に向けてブドウ糖を生産しております。

 

今日こそかぼちゃのお世話を\(°△°;

気合いを入れて実家に向かいます。

バターナッツかぼちゃの実が見当たらないので心配なのです。

 

到着してみますと、出迎えがありません。

猫が誰もお外に出てきません。何があったのでしょう。

ノラ猫の襲撃にでも遭ったのでしょうか。

どきどきしながら、離れの鍵を開きます。

n^・ω・^n    おはよー。

全員が室内で待っておりました。

 

6フォーメーション、完成☆

f:id:kaedeya:20210805115130j:plain

*上:ダイちゃん(ロイヤルカナン横取り防止のため)。

*下:左からサバ、ブチさん、クロ、キジ、チビたん。

なんじゃ、この並びは。

カシオペア座か…(ー_ー;

 

ブチさんとチビたんはさくらねこ。

いつもはお外でごはんを食べます。

おやつは家の中で食べることもありますが、

食べ終わると外に出ていきます。

基本的に私を信用していないので、くつろぐのはお外。

涼しい日陰で過ごします。

 

それが今日はどうしたことか。

仲良し猫夫婦。

f:id:kaedeya:20210805121046j:plain

これはただ事ではありません。

猫が外に出ない日は超危険。

体力の無い人間は外仕事をしない方が身のため人のためです。

手水鉢の水替えと金魚池近辺の手入れでおしまいにしました。

 

^・_・^ おやつ、ください。

f:id:kaedeya:20210805121804j:plain

戻ってみると猫たちが引き出しの前でスタンバイ。

食欲もりもり。いいことなんですけどね。

 

離れの中はクーラーが稼働しておりません。

網戸にして窓を開け、扇風機をぷい~ん。

それだけです。

暑さでバテたりしないのかな。

^・ω・^ 床に座ってみてみてみ。

ダイちゃんの隣りにぺたんと座ります。

しばらくそうしていると、すうっと汗が引きました。

冷え冷えにはなりませんが、熱中症の危険はなさそうです。

これが日本家屋の力か(°_°

 

今は猫しか住んでいない築三十年ほどの離れ。

建ててくださったのは同じ集落にお住まいの棟梁さん。

第二次世界大戦を知っている昭和の大工さんです。

 

・・・・・・

家の作りやうは 夏をむねとすべし。

冬はいかなる所にも 住まる。

暑きころ わろき住まひは耐えがたきことなり。

  兼好法師徒然草』第五十五段より

・・・・・・

なるほどな~。

保温のために重ね着はできても、肉は脱げません。

建物が密でない田舎において、伝統的な日本家屋はとってもエコです。

もっとも、この地方でも日本家屋はぐっと減りました。

技術のある方も、依頼する方も少ないですから。

 

そんなことを考えながら、帰路につきましたら

 ちょいちょい。

道ばたで手招きする、おじーちゃんの姿が。

離れを建ててくださった棟梁さんです。

棟梁さんちの倉庫は地域見守り隊集いの場になっています。

車をその前に停めてお邪魔いたしました。

 

「きゅうり、どう?」

冷蔵庫からどさりと出てきたのは、採れ採れ冷え冷えのきゅうり

手入れの良い畑で栽培されて、水分たっぷり。

喉も渇いておりましたし。

ちょうど冷たいものが欲しかったところです。

ではさっそく、1本。

 

いただきま~す(°▽°

f:id:kaedeya:20210805131650j:plain

 

いきなりかぶりつく私に、棟梁さんちょっとドン引き。

「そんなら、アイスでも出そか?」

いえ、お構いなく。こちらの方が嬉しいです。

 

ばりんぼりん、もっしゃもっしゃ(°~°


 棟梁さんが流木で作った芸術作品を眺め、

きゅうりをかじりながら、四方山話。

今年はかぼちゃが不作なんですって。

うちだけじゃなかった。

 

父親世代の方とお話しすると、子ども時代が蘇ります。

喉と心を潤してくれる瑞々しいきゅうりは、郷愁の味。

ほんのりお出汁の香りがしました。

 

^・ω・^; それ、たぶんダイのカリカリの匂い…。