やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

【ねこ森町】お火焚きのこと

今年も冬至の日がやってきます。

北半球で日照時間が最も短くなる日。

太陽の南中高度が一番低くなります。

人間にとって昔から冬至は大切な日。

元気のなくなった太陽を励ましたり、

災厄を避けるためのおまじないをします。

 

いただきものの柚子どっさり。

香りの高い植物には邪気を祓う力があります。

玄関に置くもよし。縁の下に放り込むもよし。

そして柚子湯に浸かって、

一陽来復一陽来復(ー人ー

病気が退散する呪文を唱えます。

 

菊の枝を燃やす地域もあるそうですよ。

菊も香りの良い花です。

その枝を燃やし、煙を部屋の中いっぱいにくゆらせます。

そうすると疫病避けになるのです。

 

ねこ森町では何をするかというと

^・ω・^ 火を焚いて踊ります。

おや、なかなか古風ですね。

☆火を焚いて元気のない太陽を励ます☆

世界各地に残る、昔ながらの風習です。

日本でも11月にお火焚き神事がありますね。

izumiya.kyoto.jp

昔は旧暦11月に行なわれていました。

旧暦だと冬至は11月にあるのです。

※ 例:2022.12.22 → 旧)11.29

 

11月には収穫祭もあります。

宮中行事だと新嘗祭大嘗祭

「お火焚き」はこれが由来とする説もあり。

つまりは、

☆作物を育んだ太陽と大地に感謝する☆

という意味もあるわけです。

 

冬至の日。

・大地は力を使い果たし、

・太陽は一番弱っている。

そんな状態。

 

ちきう玉(北半球)、ピンチ!

火をガンガン焚いて世界に活力を。

がんばれ、火の神さま。

燃えろよ燃えろ~、炎よ燃えろ~。

さあ火の神さまを励ましましょう。

 

n^・ω・^n わっしょいわっしょい。

それがねこ森町の「お火焚き」。

 

冬至前日、田舎地方のお天気は下り坂です。

まあ、ねこ森町は快晴でしょうが。

^・△・^ 今のうちに焚くべき。

では、ねこ森町に届くよう祈りをこめて、

ちょろりと焚き火をいたしましょう。

菊はありませんが、キク科の草がございます。

 

コセンダングサ、ふぁいあ~。

ついでにぐるりとひと踊り。

ずんどこずんどこ。

わっしょいわっしょい。

 

^・△・^; ……。

これでよし。

今夜は柚子湯に入りましょう。

もちろん明日もね。

 

ねこ森町はこのまま聖夜祭に突入です。

 

^・ω・^クリスマスの起源も冬至だとか。