やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

太陽光発電、野立てパネルのこと。

六月。お隣のお庭はとてもきれいです。

手入れが行き届き、雑草が見当たりません。

見通しがよいためか、ときおりノラ猫の決闘会場になっています。

 

^・_・^ にゃるそっく強化。

すぐに逃げ込めるよう、猫玄関のそばで見張るキジ。

へっぽこぴー。

 

それはさておき。

太陽光パネルの業者さんからちょくちょく連絡が来ます。

狙われているのは草ぼうぼうの耕作放棄地です。

グーグルアースで見ても際立つ荒れっぷり(ー_ー;

ひとつお断りしても、すぐまた別の業者さんが現われます。

妹曰く、太陽光ホイホイの地。

 

国立公園にもがんがんパネルが立てられている昨今。

設置場所が不足しているのでしょう。

どんどこ平地に進出。

空き家をなんとかしたいご家庭も狙い所になるようです。

田舎家の敷地面積は広いですからね。

 

相場はだいたい、一反=100万円くらい。

農地をもてあましている人にはありがたい側面もあります。

しかしですね。

交渉にいらっしゃった会社のHPを拝見しましたら、

何してんのか分からん(°=°

ぼかすかパネルを立てているということ。

世界のトレンドはSDGsですよ、ということ。

そんだけしか情報がありませんなめてんのかおりゃ。

私の読み取り能力不足だったらすみません。

 

交渉担当の方もお金の話しかしません。

自分ちの会社についての説明はあったかなあ。

『とにかく売ってくれ、金は出す』

『こんだけでどないです?』

後から来た会社が、すでに他社と交渉中だと聞いて

『あちらさまの金額に上乗せしまっせ』

というようなことをのたまふ場合もあります。

なんだかもう、誰のどこを信用したらよいのやら。

 

こういう野立てソーラーパネル

素人目には

発電量的に絶対採算が合わないよなあ(°_°

と見えるのですが。

きっと儲かる仕組みになっているのでしょう。

おのれ、再エネ賦課金。

 

設置したパネルのメンテナンスについて。

火災のリスク。

破損したときに周辺に与えるダメージ。

劣化したパネルをどうするか。

 

当然、マイナスの情報を業者さんは説明しません。

よほど大きな事故でないとマスコミも報道しません。

ですので、ご高齢の方はご存じないこともあります。

・もう草刈りしなくても良い。

・周囲の耕作地への気兼ねがなくなる。

・子や孫に迷惑をかけなくてすむ。

ほっとして、よう分からんまま契約するケースもあるのです。

 

けれど、その後の不慮の事故やメンテナンス不足で

 

*配線ショートなどによる火事 ➽

  消防士さんが感電する危険あり。

  (水は電気を通す)

*パネルの破損 ➽

  有害物質が漏れ出して土や水が汚染される恐れ。

 

などなど周辺が困るような事態になったらばーー。

売った後のことは無関係、なんですけれど。

人の心はすぱっと割り切れるものではありません。

 

何もしていない土地をなんとかしたい。

そんな気持ちはあるのです。

本当に環境によいのならためらうこともないのです。

でもなあ。

あの大量の野立てパネルたち

絶対採算取れてませんやろ(°=°

一日の半分は夜。

昼間も晴れの日ばかりではないですからね。

 

電気代に上乗せされている再生エネルギー賦課金。

それにプラスして、今年の六月から森林環境税が徴収されます。

なんだかなーな気持ちで業者さんからの電話に対応しております。

 

☆ゲームで米作り・めっさ豊作。

農地を農地として活用してもらえる政策希望。