秋も深まって参りました。
はい。今年もやって来ましたよ。
『お磨き』の日が \(°▽°
※去年初参加 ↓
ご本尊さまの周囲は、燭台などが外されてたいそう寂しげな風情です。
お賽銭を上げながら、仏様に心の中で撮影許可をいただきました。
8時開始。
7時45分にお寺に到着しましたら、やはり
本堂内部はすでに盛り上がっておりました(°▽°;
『お磨き』のメンバーは全員女性です。
賑やかに笑いさざめきながら、心をこめて磨きます。
仏様さまもさぞ、お喜びでしょう。
たぶん鳳凰。
おそらく鶴。
きっと蓮のつぼみ。
これらは装飾品ですね。
どこに飾られるものなのでしょうか。
こうやって分解されているとさっぱり分かりません。
これは分かる。蝋燭立てです。
女性たちの手によって磨き上げられた仏具。
これは後ほど、男性の世話役さんたちが組み立てます。
本堂のお掃除をして、本日の作業はおしまいです。
なぜ、毎年この時期にご本尊の周囲を磨き上げるのか。
11月28日が親鸞さんの命日だから(°_°
そのご命日を中心に、『報恩講』という仏事が行なわれます。
浄土真宗では一番大切な行事です。
親鸞上人を偲び、檀家のみなさんがお寺に集まります。
『お磨き』はその準備の一環ですね(と思うんですが)。
昔、この集落では『大根炊き』をして、みんなでふうふう食べました。
地域によってメニューに違いはあるようですが、
このようなお食事を『お斎(とき)』と呼びます。
※『報恩講』と『大根炊き』についてはこちら。
最近はすべてが簡素化されております。
こういう風習が残っているところは少ないんだろうなあ。
『お磨き』を終えて実家に戻り、ラベンダーの手入れをしていたら
「かわいい~♡」
と、自転車に乗ったお姉さんたちに声をかけていただきました。
私にいただいたお言葉ではありません。
たまたま、そばにダイちゃんがちょこんと座っておったのです。
^・ω・^n ありがと~。
お姉さんたちが振り返り振り返り去って行くのを、
ダイちゃんはじっと見送っておりました。
調子に乗るんじゃないぞ(°_°///
人見知りの激しい元ノラ自由猫ですが、
通りすがりに声をかけてもらうのは、イヤじゃないみたいです。
ーおまけ・調子に乗って撮影したー