勘のよい方々はお気づきだったかと思います。
先週はダイちゃんの存在感が薄かったことに。
先月、5月29日に結石が見つかったダイちゃん。
6月8日(月)に再発し、ごはんが療養食になりました。
あれから毎日トイレ状況を観察しておりました。
では、経緯を説明いたします。
▇6月13日(土)
見せてもらおうか、効果のほどを(°_°
^・ω・^ ちょっと待ってね。
プラスチックトイレにしゃがんだダイちゃん。
なかなか出ません。
^≧_≦^ ふんむっ!
肩甲骨から下が、ときどきグワッと波打ちます。
肉球を汗まみれにして出たちっこが、
ピンポン球よりは大きなヒノキ玉を作りました。
まあ、こんなものでしょうか。
…と思っていたら。
トイレを変えて2度目のチャレンジ。
ちみっと出たと思ったら、
血尿ーーー!(°△°;
いつもの獣医さんに到着してみると、大手術の真っ最中。
同じく結石の猫さんでした。
痙攣を起こして運び込まれたそうです。
あやういところで一命を取り留めたのでした。
よかったー(°_°;
他猫事ではありません。
ほっとしました。
ダイちゃんの方は、ちょろっと石。
腎臓から流れてきたものと思われます。
すぐに治療は終わって帰宅。
…なのですが、胸騒ぎ。
実は、木曜日あたりからずっとザワザワ。
どうにも不安で、落ち着きません。
ブログにダイちゃんのことが書けません。
▇ 6月14日(日)
朝から雨が降っています。
ダイちゃんは玄関前でお出迎えしてくれました。
今日はどうですか?(°_°
^ーωー^; まあまあかな。
到着が遅かったため、すでにトイレは済ませた後。
尿はそれなりに出てはいるようです。
しかし、ケースの外にちっこがこぼれています。
猫ベッドにも、ちょこんとシミが。
おかしい(ー_ー
怪しむ私の目の前で、ダイちゃんがダンボールをホジホジ。
※みんなのダンボール。
ここはいかーん\(°△°;
慌てて抱えて、猫トイレに座らせて。
その場を離れましたらば、
Σ^○△○^ ぎゃわっおおう…
すんごい悲鳴が聞こえました。
トイレ砂は乾いております。
迷わず獣医さんにお電話しました。
日曜日です。休診日です。
しかし私は知っている。
昨日、大手術をした猫さんが入院中。
絶対に連絡がつくはずです。
かくかくしかじか。事情を説明。
「すぐ連れて来てください」
力強いお返事をいただき、すぐに向かいました。
車で移動中、ダイちゃんはぐったり膝の上。
途中、もぞもぞ寝返りを打ちました。
つめたい…(ー_ー;
右のふとももに、ちみっとシミができました。
出る分には構いません。
出ないのが問題なのです。
Σ^○_○^ ほわおっ!
ああ、温かいなあ。
左のふとももに、大きなシミができました。
私がおもらししたかのような状態です。
断じてしていません(ー_ー
病院に着くと、獣医さんと女医さんがスタンバイ。
診断結果は、タイトルの通りです。
尿路閉塞(にょうろへいそく)。
尿道口が塞がりかけておりました。
ダイちゃんはつまり…。
恥じらっていても仕方ないな。
尿の出が悪くて、すっきりしなかった。
不快感からチンチンの先をものすごく舐めました。
そして舐めすぎたチンチンは、
先がつぶれたストローのようになったのです。
針の先でチョンとつついたくらいの穴しかない。
これではちっこは出ません。
炎症がひどくなると完全に塞がることもあるそうです。
すぐに治療開始です。
◇診察~治療◇
1.膀胱や尿路の状況、塞栓子(そくせんし)の確認。
・問診、触診。
・腹部のレントゲン撮影、超音波検査。
炎症が起こっているか、何かつまっていないかを調べます。
※塞栓子(ここでは結石や結晶など)。
2.血液検査。
腎臓や全身への影響を調べます。
3.カテーテルを通す。
・たまった尿を排出、膀胱内を洗浄する。
尿道がひどく炎症を起こしているとスムーズに通りません。
何かがつまっている場合も同様です。
尿道閉塞という状態です。
塞栓子がある場合は、いったん膀胱まで押し戻します。
4.尿検査。
結石や結晶の種類、細菌感染の有無を調べます。
5.入院治療(数日~)。
・点滴治療。
カテーテルを入れたままにして過ごします。
ずっと尿が垂れ流しになるので、お家に帰れません。
炎症が治って、膀胱の機能が戻るまでこのままです。
重症の場合には10日以上かかることもあります。
・・・・・・・・・・・
というわけで、ダイちゃんは現在入院治療中。
カテーテルはスムーズに通ったようなので、
尿道は狭いながらも炎症はそれほどでもなさそうです。
閉塞していたのは尿道口だけ。
しょっちゅう通院していたので腎臓も正常値です。
膀胱炎なのは仕方ありません。
ちっこが出ない状況が何度も繰り返されましたから。
入院室には、患畜さんが3名ほど。
ワンコさんと、結石の猫さんです。
どちらも美しく、ダイちゃんは浮いています。
^・△・^n げんじゅう抗議します。
昨日まではぐんなりしておりましたが、
本日の朝、お見舞いに行きましたらば、
目に力が戻っていました。
やっと胸のザワザワが消えました。
獣医さんに、
「触ろうとすると、抵抗されます」
と言われてしまいましたよ。
頼むから、怒らず暴れず、いい子にしていてください。
私が知る限り一番安心できる場所で寝起きしているのです。
おとなしく治療を受けて、早く完治してください。
キジとダイちゃんの治療費で、特別給付金は飛びました。
治療が遅れれば遅れるほど、みんながつらい思いをします。
◇こんな症状に注意◇
・よくトイレに行く(頻尿)。
・長い間踏ん張っている。
・つらそうに鳴く。
・トイレから戻ってきた後、なぜか怒っている。
・尿が出ない。踏ん張りの割に少ない。
・尿がぽたぽたこぼれる。
・うろうろ落ち着かない。隠れる。
・やたら尿の出口をなめる。
・トイレではないところで粗相する。
・元気がなく、食欲もない。
・嘔吐感。オエッとなっている。
・血尿や軟便。
こういう症状がいくつか重なる場合は要注意です。
※隠れて「オエッ」となっているダイちゃん。
毒素が体中に回って尿毒症になってしまうと大変です。
お忙しいとは思いますが、早めにお医者さんへ。
^・ω・^n SOSは心の耳で聞き取ってね。