やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

結石猫ダイちゃん、尿路閉塞のため入院中。

勘のよい方々はお気づきだったかと思います。

先週はダイちゃんの存在感が薄かったことに。

f:id:kaedeya:20200615134847j:plain

先月、5月29日に結石が見つかったダイちゃん。

6月8日(月)に再発し、ごはんが療養食になりました。

  ➽ 結石猫ダイちゃん、『ロイヤルカナン』デビューする。

 

あれから毎日トイレ状況を観察しておりました。

では、経緯を説明いたします。

 

▇6月13日(土)

見せてもらおうか、効果のほどを(°_°

^・ω・^ ちょっと待ってね。

プラスチックトイレにしゃがんだダイちゃん。

なかなか出ません。

^≧_≦^ ふんむっ!

肩甲骨から下が、ときどきグワッと波打ちます。

肉球を汗まみれにして出たちっこが、

ピンポン球よりは大きなヒノキ玉を作りました。

まあ、こんなものでしょうか。

…と思っていたら。

トイレを変えて2度目のチャレンジ。

ちみっと出たと思ったら、

 

血尿ーーー!(°△°;

 

いつもの獣医さんに到着してみると、大手術の真っ最中。

同じく結石の猫さんでした。

痙攣を起こして運び込まれたそうです。

あやういところで一命を取り留めたのでした。

よかったー(°_°;

他猫事ではありません。

ほっとしました。

ダイちゃんの方は、ちょろっと石。

腎臓から流れてきたものと思われます。

すぐに治療は終わって帰宅。

 

…なのですが、胸騒ぎ。

実は、木曜日あたりからずっとザワザワ。

どうにも不安で、落ち着きません。

ブログにダイちゃんのことが書けません。

 

▇ 6月14日(日)

朝から雨が降っています。

ダイちゃんは玄関前でお出迎えしてくれました。

今日はどうですか?(°_°

^ーωー^; まあまあかな。

到着が遅かったため、すでにトイレは済ませた後。

尿はそれなりに出てはいるようです。

しかし、ケースの外にちっこがこぼれています。

猫ベッドにも、ちょこんとシミが。

おかしい(ー_ー

怪しむ私の目の前で、ダイちゃんがダンボールをホジホジ。

 

※みんなのダンボール。

f:id:kaedeya:20200615143836j:plain

f:id:kaedeya:20200615143848j:plain

f:id:kaedeya:20200615143854j:plain

ここはいかーん\(°△°; 


慌てて抱えて、猫トイレに座らせて。

その場を離れましたらば、

 

Σ^○○^ ぎゃわっおおう…

 

すんごい悲鳴が聞こえました。

トイレ砂は乾いております。

迷わず獣医さんにお電話しました。

日曜日です。休診日です。

しかし私は知っている。

昨日、大手術をした猫さんが入院中。

絶対に連絡がつくはずです。

かくかくしかじか。事情を説明。

「すぐ連れて来てください」

力強いお返事をいただき、すぐに向かいました。 

 

車で移動中、ダイちゃんはぐったり膝の上。

途中、もぞもぞ寝返りを打ちました。

つめたい…(ー_ー;

右のふとももに、ちみっとシミができました。

出る分には構いません。

出ないのが問題なのです。

Σ^○_○^ ほわおっ!

ああ、温かいなあ。

左のふとももに、大きなシミができました。

私がおもらししたかのような状態です。

断じてしていません(ー_ー

 

病院に着くと、獣医さんと女医さんがスタンバイ。

診断結果は、タイトルの通りです。

尿路閉塞(にょうろへいそく)。

尿道口が塞がりかけておりました。

 

ダイちゃんはつまり…。

恥じらっていても仕方ないな。

尿の出が悪くて、すっきりしなかった。

不快感からチンチンの先をものすごく舐めました。

そして舐めすぎたチンチンは、

先がつぶれたストローのようになったのです。

 

針の先でチョンとつついたくらいの穴しかない。

これではちっこは出ません。

炎症がひどくなると完全に塞がることもあるそうです。

すぐに治療開始です。

 

◇診察~治療◇

1.膀胱や尿路の状況、塞栓子(そくせんし)の確認。

 ・問診、触診。

 ・腹部のレントゲン撮影、超音波検査。

  炎症が起こっているか、何かつまっていないかを調べます。

   ※塞栓子(ここでは結石や結晶など)。

2.血液検査。

  腎臓や全身への影響を調べます。

3.カテーテルを通す。

 ・尿道口から膀胱までカテーテルを通す。

 ・たまった尿を排出、膀胱内を洗浄する。

 尿道がひどく炎症を起こしているとスムーズに通りません。

 何かがつまっている場合も同様です。

 尿道閉塞という状態です。

 塞栓子がある場合は、いったん膀胱まで押し戻します。

4.尿検査。

 結石や結晶の種類、細菌感染の有無を調べます。

5.入院治療(数日~)。

 ・点滴治療。 

 カテーテルを入れたままにして過ごします。

 ずっと尿が垂れ流しになるので、お家に帰れません。

 炎症が治って、膀胱の機能が戻るまでこのままです。

 重症の場合には10日以上かかることもあります。

 

・・・・・・・・・・・

というわけで、ダイちゃんは現在入院治療中。

カテーテルはスムーズに通ったようなので、

尿道は狭いながらも炎症はそれほどでもなさそうです。

閉塞していたのは尿道口だけ。

しょっちゅう通院していたので腎臓も正常値です。

膀胱炎なのは仕方ありません。

ちっこが出ない状況が何度も繰り返されましたから。

 

入院室には、患畜さんが3名ほど。

ワンコさんと、結石の猫さんです。

どちらも美しく、ダイちゃんは浮いています。

^・△・^n げんじゅう抗議します。

 

昨日まではぐんなりしておりましたが、

本日の朝、お見舞いに行きましたらば、

目に力が戻っていました。

f:id:kaedeya:20200615154055j:plain

やっと胸のザワザワが消えました。

獣医さんに、

「触ろうとすると、抵抗されます」

と言われてしまいましたよ。

頼むから、怒らず暴れず、いい子にしていてください。

私が知る限り一番安心できる場所で寝起きしているのです。

おとなしく治療を受けて、早く完治してください。

 

キジとダイちゃんの治療費で、特別給付金は飛びました。

治療が遅れれば遅れるほど、みんながつらい思いをします。

 

◇こんな症状に注意◇

・よくトイレに行く(頻尿)。

・長い間踏ん張っている。

・つらそうに鳴く。

・トイレから戻ってきた後、なぜか怒っている。

・尿が出ない。踏ん張りの割に少ない。

・尿がぽたぽたこぼれる。

・うろうろ落ち着かない。隠れる。

・やたら尿の出口をなめる。

・トイレではないところで粗相する。

・元気がなく、食欲もない。

・嘔吐感。オエッとなっている。

・血尿や軟便。

 

こういう症状がいくつか重なる場合は要注意です。

 

※隠れて「オエッ」となっているダイちゃん。

f:id:kaedeya:20200615160201j:plain

 

毒素が体中に回って尿毒症になってしまうと大変です。

お忙しいとは思いますが、早めにお医者さんへ。

 

^・ω・^n SOSは心の耳で聞き取ってね。