ダイちゃんの~ ♪
おしりの近くに見つけた毛。
毛束の形の抜け毛をね。
ちょいとちょちょいと頭に乗せて。
ちょんまげ~ \(°▽°
^・_・^ なにやってんの。
心が緊張しておりますので、それを紛らわせようとしています。
サバのワクチン接種に行かなくてはならないのです。
猫というものは、人間の心を察知します。
それはもう、妖怪サトリかと疑ってしまうくらいです。
危害を加えられないための本能でしょう。
たとえ猫のためを思ってのことであっても、
ロックオンしたとたんに逃げられます。
特にサバは敏感で、毎回捕まえるのに苦労します。
^ー_ー^ なんだか見られている気がする。
いいえ、気のせいですよ。
見えない場所にキャリーを置いたら、
絶対目を合わせてはいけない(ー_ー;
緊張(殺気?)を悟られないように近づきます。
キジを捕まえ、毛皮についた草の実を取ってやるふりをして。
そのついでのように
サバなでなで(°▽°;
油断したところを、間髪容れずに抱き上げて
そいやっ!
捕獲成功です。
金魚すくいの極意に通じるところがあるかもしれません。
^ー_ー^ ダシに使われた。
すみませんね。
では、行ってきます。
車で15~20分のところにある、いつもの動物病院。
サバは全然鳴きませんでした。
あのうるさいボリュームでしゃべるサバが。
それはもう、心配になるほどに。
たったひと声、病院が見えてきたころに
^・△・^にゃあ?
その声は「まだ?」と聞こえました。
カゴの中でぷるぷるしているサバをなだめて診察室へ。
幸い他に患畜さんはいませんでした。
待ち時間なしでお注射。
プチッと☆
サバのワクチン接種、あっという間に終了。
無口なサバを車に積んで、ごとごと帰ります。
^・ω・^ おかえりー。
お迎えダイちゃん。
猫も犬も、待ち人の足音や車の音を聞き分けます。
どのくらいの距離で気づくのでしょうか。
かなり遠いところで分かっているんだろうな。
いつも絶妙なタイミングで出迎えてくれます。
^・_・^ ……やっと出られたの。
カゴからサバを出しまして。
さあ、みんなでおやつにしましょうか。
^・_・^ 信用できないからいやです。
サバ、逃亡。
^・_・^ 行っちゃった。
お向かいのワカさんちに一直線。
当分、戻ってこないでしょう。
仕方ない。サバ抜きでおやつにしましょう。
とても疲れました。
どうか来年のワクチンまで、何もありませんように。
^・ω・^ がんばりました。